クリプト
俺はシンジケートの奴らには見つからない──
俺はクリプト。本当の名前じゃあないが、教える謂れはないからな。
ナタパケ「テジュン?何をひとりでブツブツ喋ってるの?シンジケートって何?本当の名前はパクテジュンでしょ?私に教えてくれたじゃない。2人だけの秘密よ。」
クリプト「あーもうめちゃくちゃだよ」
ミラージュ「なぁもう1回言ってくれよクリプちゃん。本当の名前がなんだって?」ニヤニヤ
クリプト「黙れ!」
ミラージュ「おっと!オッサン、キレると血圧が上がるぜ。」
ナタリーにウィット、我ながらいい仲間を持ったと思う。本当の名前はいつまでも隠していたかったが、家族を見つけるには1人の力では無理だ。俺はここに来て信頼出来る仲間を見つけられた気がする。
ジブラルタル「どうしたブラザー、随分賑やかだな。」
クリプト「ジブ、あれをやってくれ」
ジブ「ん?あぁあれか。「ウリで狂ったあと……」」
クリプト「……?w」
バンガロール「そんなので笑うなんてバカなのね。」
クリプト「IMCに切り捨てられたくせに…」
バンガロール「私は素で大砲よ、フン!」バキィ!
ミラージュ「クリプちゃんの関節が増えた!」
ナタパケ「テジュンあなたすごいわ!これが人間の限界の姿なのね!」
クリプト「……」
ブラハ「オッスオッス!バッチェ主神讃えてますよー、アルトゥルが疲れ果てている。アジャイを呼んでくれ。」
ライフラ「どうしたんだい?カラスの怪我か。治してちょうだいドクター」フワーズボッ
ブラハ「おっwこうチンポズボッwて感じすか?w」
ライフラ「そうっすねwチンポズボッwって感じっすw」
オクタン「スピードを感じるか?最高だぜ!早く吸うぜ!」
オクタン「おぉー!!!すべてが“ 視 ”えるぜ!!主神も見える!神はいたんだ!俺は神より速く走りたい!ウオオオオオオオオオオ」
ホライゾン「物理法則を極めれば、良いオーラが得られるね。今日は自然派ママのお弁当を紹介するよ!まずはオーガニック…」
ランパート「バリケードを赤い旗を持った連中に提供したよ。奴ら大学生の割に金払いはいいからな。」
クリプト「……痛たたた!!!」
パス「わぁお!腕が折れてるね!早くドクターに診せないと。」
ライフラ「治してちょうだい」フワーズボッ
クリプト「骨折まで治るもんか」
クリプト「治ったわね」
ヒューズ「街を歩いてたら変な覆面のヤツらに協力を仰がれちまったぜ。さすがに断ったが奴らも相当な爆弾の使い手らしいな。飛行機を落とすらしい。」
バンガ「私もよ。奴ら私たちをテロリストか何かと勘違いしてるんじゃないかしら?」
ジブ「俺もだ!」
ミラージュ「ホライゾンさん!美味そうな弁当ですね!いただきます!」
ホライゾン「おぉ!しっかり食べな!野菜も肉も塩素系漂白剤と食器用洗剤で洗ったからバイ菌はいないよ!」
ミラージュ「オェェ」ブクブクブクブク
ナタリー「私もお弁当を作ってみたの。レイスがいないからテジュンにあげるわ」
クリプト「おぉ、なかなか美味いな。何が入ってるんだ?」
ナタリー「実は近所に野草が生えててね、それを採ってきたの。ニラにヨモギにクリタケ、あとは冬虫夏草ね。こんな虫にキノコが生えたものが高級食材らしいわよ。」
クリプト「ウッ!気分が悪くなってきたぞ…目眩に動悸まで……」
ブラハ「これはトリカブトに水仙、ニガクリタケだな。ガスの男が育てていたな。」
クリプト「ライフラインをッ…!」
ライフラ「挨拶してきな」フワーズボッ
ナタリー「テジュンごめんなさい。悪気はなかったのよ。悪いのは全部コースティック博士だわ。毒草ばっかり育ててるからこうなるのよ。」
コースティック「私の花壇から花を持っていったのは誰だ?もうすぐ咲くところだったんだが…」
ナタリー「知らないわ!テジュンが死にかけてるのはあなたのせいよ!」
コースティック「???なんのことだか分からないが落ち着きたまえミス・パケット。私の花壇が荒らされたから…」
ナタリー「黙りなさい!顔も見たくないわ!出ていってちょうだい!」
コースティック「犯人は別にいるようだな。失礼する。」
クリプト「なぁナタリー、近所ってどこだ?」
ナタリー「近所は近所よ!ラウンジの近くの家庭菜園の端っこよ!」
ブラハ「次は私も同行しよう。自然には詳しいつもりだ。」
レイス「(危険ってこういうことだったのね)あら、全員でどうしたの。」
ブラハ「殺人未遂事件だ。」
オクタン「待て!俺を置いていかないでくれ!溶けあおうぜ!」
ヒューズ「神は偉大なりー!!!」
バンガ「民のために戦うわ!」
ジブ「最強オス筋肉チンポバトル!」
ナタリー「弁当対決よ!」
ホライゾン「アンタから悪いオーラが出てるよ。今すぐキャベツをかぶりな!」
ミラージュ「」ブクブクブクブク
レイス「これは─
5G!?」